授業紹介
- モチベーションに関するこれまでの研究に基づいて、
「心理・コミュニケーション」「経営」「教育」の3分野を複合的に学びます。 - 日常や仕事などあらゆる場面でみられる「モチベーション(やる気、意欲)」について多角的に学びます。
組織やコミュニティが抱える課題の解決に役立つ実践的な理論と知識を身につけるために、
多種多様な科目を開設しています。
大好きなあの人の前にいると
いつもドキドキして
顔が赤くなっている気がする。
この気持ち、
バレていないかな!?
あの子とはクラス替えで
知り合ったばかり。
告白しても大丈夫かな?
どうやって気持ちを伝えたら
うまくいくんだろう?
- 「コミュニケーションの心理学」
磯 友輝子先生 - 私の授業では、対人関係のなりたちや私たちが何気なく行っているコミュニケーションについて学びます。人はなぜその言葉、ジェスチャー、人との距離、視線を選ぶのか。それはまた、どんな印象を与えるのかを心理学の視点から探ってみましょう。人とのコミュニケーションのとり方に、気づきを得ることができますよ。
うちの地元のお祭り、
なんで盛り上がらないんだろう?
ゴミ出しのルール。
守らない人がいるのは
なぜ?
- 「コミュニティデザイン」
森下 一成先生 - ご近所で起こるちょっとした問題。これらはたった一人のヒーローやヒロインが解決できるものではなく、さまざまな人や組織と協働する力が必要です。私の授業では実際にコミュニティで起きた事例を取り上げ、まちづくりに関する理論や制度から具体的な解決方法まで学びます。教室での学びの後は、足立区の商店街でのフィールドワーク。リアルな現場でたくさんの発見を得られるはずです。
「意志が強い」
そう思っている人ほど、
誘惑に弱いって、ホントですか?
やることリストも
計画も完ぺき!
なのに…
やる気が全く起きない。
どうした!?ジブン?
- 「モチベーション論Ⅰ・Ⅱ」
石橋 里美先生 - 私の授業では、モチベーション=やる気をコントロールする方法を伝授します。夢や目標のために勉強したり努力したりしなきゃいけないのに、まったくやる気が出ない。チームをいい方向に動かしたいのに、どうふるまえばいいかわからない。そんな悩みを抱えるあなたのために、心理学を通じて乗り切るための方法を教えます。
勉強しないから、
何がしたいかわからない。
勉強したら、したいことが
見えてくるんだって。
ほんとうかなあ?
イケメン男子と同じクラスだと、
はりきって勉強しちゃうワタシ。
ダメ女子でしょうか?
- 「教育・学校心理学A」
小林 寛子先生 - 人が学ぼうと思う動機にも、いろいろあります。知りたいという充実志向。将来の仕事に活かしたいという実用志向。また、ご褒美をもらうためという報酬志向や、友達につられてという関係志向もあるでしょう。報酬志向や関係志向のような学習内容とは関係のない動機も、学習を始める良いきっかけとなります。学習を始めてみればそのおもしろさに気づき、新たな学びたい動機も出てくるかもしれません。
クラス替えで
アノ子と違うクラスに。
すごく仲がよかったのに
なんだか話しかけづらくなった。
なんでだろう?
みんなで話しあえば
いいアイデアが出ると思ったのに、
ありきたりの発想ばかり。
なにがいけなかったの?
- 「社会・集団・家族心理学B(集団)」
埴田 健司先生 - 人は一人の時と集団でいる時とで判断や行動が変わることがよくあります。たとえば、周りの人の意見に流されて自分の意見を変えてしまったり、みんなと一緒に勉強する時のほうがはかどったり。仲のよかった人と違うクラスになったとたんに、なんだか疎遠に感じることも。集団における人の判断や行動の法則性を学んで、集団のモヤモヤを晴らしましょう。
モチベーション行動科学部のカリキュラム
モチベーションに関するこれまでの研究に基づいて、「心理・コミュニケーション」「経営」「教育」の3分野を複合的に学びます。
カリキュラムの概要と4年間の流れ
心理学を中心として学び、さらに経営学・教育学を学びます。自分の興味や希望進路に合った履修が可能です。組織やコミュニティが抱える課題の解決に役立つ実践的な理論と知識を身につけるために、多種多様な科目を開設しています。
[ 一般教育科目 ]
- 教養科目群
- スポーツ科目群
- 情報処理科目群
- 外国語科目群
- 憲法
[ 専門教育科目 ]
[ キャリア科目 ]
- 主体的な進路選択、キャリアプランに応じた履修
- 就職活動に向けたキャリア指導
[ ゼミ・演習 ]
基礎演習・専門演習・卒業研究
●1年次から4年次までの演習ステップ
学内で学ぶ(基礎)
学外で学ぶ(応用)
学内で学ぶ(基礎)
1年次:基礎演習Ⅰ・Ⅱ
モチベーション行動科学を研究する意義を理解する。研究の基礎となる能力(問題把握・論文読解)を身につける。
春学期 | 秋学期 |
基礎演習Ⅰ | 基礎演習Ⅱ |
モチベーションの観点から社会を見つめなおす。(生活の中で起こるモチベーションの問題を意識、調べ学習を行う) | 研究と社会とのつながりを理解する。(基礎演習Ⅰで明らかとなった問題に研究がどのように関われるのかを、論文講読を通して学ぶ) |
2年次:基礎演習Ⅲ・Ⅳ
春学期 | 秋学期 |
基礎演習Ⅲ | 基礎演習Ⅳ |
心理・経営・教育の各領域における研究方法・研究成果と社会とのつながりについて、実践を通して学ぶ。 |
【1・2年次】
複数の教員が演習を担当。
心理・経営・教育、すべてに触れる。
学外で学ぶ(応用)
3年次:専門演習Ⅰ・Ⅱ
<ゼミ配属>
- 心理
領域
ゼミ - 経営
領域
ゼミ - 教育
領域
ゼミ
春学期 | 秋学期 |
専門演習Ⅰ | 専門演習Ⅱ |
各ゼミに分かれ、卒業研究に向けて専門的な学びを深める。フィールドワークや産官学連携活動等を通じて、社会とつながる研究を志す。 |
4年次:卒業研究
各自の問題意識に基づいて卒業研究を完成させ、発表する。
春学期 | 秋学期 |
卒業研究 | |
卒業研究の完成と発表。
|
【3・4年次】
学内で理論を学び、
学外で実践を通して学ぶ。
複数の教員が演習を担当。心理・経営・教育、すべてに触れる。
学内で理論を学び、学外で実践を通して学ぶ。
- Close Up!
- [基礎演習Ⅲ・Ⅳ]
学び方のイメージ
自分が「本当に学びたい領域」を知る。2年次に実践重視の プレ・ゼミ体験。


- 髙橋 里好さん 4年
- 新潟県立 巻高等学校出身
人間関係の悩みを解決したくて心理学に興味を持ちました。ところが、基礎演習を通じて経営領域の多文化共生に興味を持つように。基礎演習では各領域で好きなテーマでレポート作成をするのですが、この分野が一番調べ学習を進めやすかったです。在日外国人の実態や高齢者の孤独など、人の居場所について学んでみたいです。
モチベーション行動科学部の授業紹介
グループワークを中心としたアクティブラーニングで、学びがさらに深まります。
開設授業科目一覧
年次 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
一般教育科目 | 教養科目群 | 自然科学 | 生命科学/化学/数学/天文学/物理学/脳科学 | |||
人文 | 哲学/言語学/宗教学/文化人類学/文学 | ・歴史学 | ||||
社会 | 経営学/政治学(国際政治を含む)/社会学/経済学/法律学(国際法を含む)/会計学 | |||||
スポーツ科目群 |
・体育実技A ・体育実技B |
・レクリエーション論 ・レクリエーション援助技術 ・体育理論 |
||||
情報処理科目群 |
・情報科学概論 ・情報処理基礎Ⅰ(機器操作を含む) ・情報処理基礎Ⅱ |
・情報処理応用A ・情報処理応用B ・ワープロ総合演習 |
||||
外国語科目群 |
・英語Ⅰ ・英語コミュニケーションⅠ ・リスニング ・日本語/日本事情Ⅰ ・日本語/日本事情Ⅱ |
・英語Ⅱ ・英語コミュニケーションⅡ ・アカデミック・リーディング ・アカデミック・リーディング&ライティング ・中国語/韓国語 ・フランス語/ドイツ語 ・日本語/日本事情Ⅲ |
・ビジネス英語 | |||
憲法 | ・日本国憲法 | |||||
専門教育科目 | 心理・コミュニケーション 科目群 |
・心理学概論 ・心理学研究法 ・社会・集団・家族心理学A(社会) ・心理学統計法Ⅰ ・臨床心理学概論 |
・発達心理学 ・心理学実験 ・社会・集団・家族心理学B(集団) ・モチベーション論Ⅰ ・心理学的支援法 ・学習・言語心理学 ・感情・人格心理学A(人格) ・心理学統計法Ⅱ ・知覚・認知心理学 ・モチベーション論Ⅱ ・コミュニケーションの心理学 ・心理的アセスメント ・心理調査課題演習(フィールドワーク) ・心理調査概論 |
・質的分析法 ・感情・人格心理学B(感情) ・福祉心理学 ・産業・組織心理学 ・クリティカル・シンキング ・社会・集団・家族心理学C(家族) ・健康・医療心理学 ・ストレスマネジメント論 ・コミュニケーション・スキル ・ポジティブ心理学 ・心理演習 ・エイジングの心理学 |
||
経営科目群 |
・流通論 ・国際政治 ・マーケティング概論 ・経営学概論 ・社会科学概論 |
・国際法 ・公共経営と政策 ・経営管理 ・グローバルビジネス ・経営戦略 ・マーケティング戦略 ・消費者行動分析 ・簿記 ・多文化共生社会論 ・国際経済 ・国際関係論 ・社会科学特講 |
・都市経営論 ・人的資源管理論 ・企業と社会的責任 ・コミュニティデザイン ・ビジネスプランニング ・産業と組織 ・時事事例研究A ・時事事例研究B |
|||
教育科目群 |
・日本史Ⅰ/日本史Ⅱ ・倫理学 ・コンピュータと人間の接点 ・地域教育支援論 ・教育・学校心理学A ・異文化コミュニケーション ・教職論★ ・教育学概論 |
・国際理解教育論 ・外国史Ⅰ/外国史Ⅱ ・教育課程論 ・道徳教育の指導法★ ・教育の方法及び技術 ・コンピュータネットワーク ・生涯学習論 ・教育制度論 ・学校安全 ・特別活動の指導法★ ・地域史論 ・情報通信技術を活用した教育の理論及び方法 |
・NPOと市民活動 ・総合的な学習の指導法 ・特別支援教育 ・コーチング ・地理学Ⅰ(地誌を含む) ・人文地理学 ・教育福祉論 ・クラスマネジメント論★ ・社会教育とシティズンシップ ・地理学Ⅱ ・生徒・進路指導論★ ・教育相談 |
|||
キャリア科目 |
・プレゼンテーションⅠ ・プレンテーションⅡ ・カレッジ&キャリアスキルズA ・カレッジ&キャリアスキルズB ・キャリアモデル・ケーススタディ ・地域連携Ⅰ/地域連携Ⅱ |
・キャリアデザインA ・キャリアデザインB ・キャリア形成論 ・事例で学ぶビジネス |
||||
演習科目 |
・基礎演習Ⅰ ・基礎演習Ⅱ |
・基礎演習Ⅲ ・基礎演習Ⅳ |
・専門演習Ⅰ ・専門演習Ⅱ |
・卒業研究 | ||
他学部開講科目 |
・少年非行の心理学 ・障害者・障害児心理学 |
・神経・生理心理学 |
・司法・犯罪心理学 ・教育・学校心理学B |
|||
課程外科目 |
・社会科教育法Ⅰ ・社会科教育法Ⅱ ・公認心理師の職責 |
・社会科・公民科教育法Ⅰ ・社会科・公民科教育法Ⅱ ・関係行政論 ・人体の構造と機能及び疾病 ・精神疾患とその治療 |
・教育実習事前事後指導 ・教育実習Ⅰ ・教育実習Ⅱ ・教職実践演習(中・高) ・心理実習 |
★印は教職課程履修者のみ(履修制限あり) ※カリキュラムは変更する場合があります。
授業 Pick up!
- モチベーションの高め方の理論
- 「モチベーション論」
目標設定とモチベーションとの関係、内発的動機づけなどを理論的に学習。日常生活の中でモチベーションを強化する方法など、モチベーション・マネジメントの方法を身につける。
- 人生が充実する思考と行動
- 「ポジティブ心理学」
人生をより充実させ、心身ともに健康で生きるための思考や行動とは何かを学ぶ。感情の仕組み、対人関係のあり方、コミュニケーション技法などを通じて、心理学的な視点から考察する。
- 表現力と論理的思考力を養う
- 「プレゼンテーション」
就職活動や社会人生活に不可欠なコミュニケーション能力の向上をはかる。実践的なプレゼンテーションを通じて、自己の意思や考えを伝える力、話を深く聴く力を磨く。また、ディベートを通じて、論理的に自分の考えを主張する力を養う。1年次必修のキャリア科目であり、半期14回の授業の集大成として、プレゼンテーション大会がある。
プレゼンテーション大会
- 緊張に震えながらも壇上で自分の企画を、自分の言葉で伝えました。
- プレゼンテーションの授業では、パワーポイントでの企画書の作り方や、構成の仕方、PREP 法(結論・理由・具体例・結論)などの実践的な手法や考え方を学びます。また、話す表情や姿勢、身振り、抑揚など、伝え方についても学びます。クラスの選抜会を経て1名が代表として大会に出場するのですが、まさか自分が選ばれるとは思っていませんでした。
テーマは「未来大生として地域に貢献できること」。私は不登校の子どもを支援するためのイベント企画を考えました。プレゼン大会の発表後の質疑応答では、先生方から鋭い意見が飛んできてあたふた。終わって席に着いた時は、手が震えて文字が書けないくらい緊張していたのですが、まさかの最優秀賞。クラスのみんなの応援やアドバイスのおかげです。
鴻巢 史佳さん
2年
茨城県立
藤代高等学校出身
-
-
-
-
- 在学生保護者の皆さんへ
- 在学生の皆さんが有意義な大学生活を送るため、教職員一同、支援させていただきます。
-
-
- 在学生の方へ
インフォメーションINFORMATION
- すべて
- ニュース
- イベント
- メディア
掲載 - プレス
リリース - フォト
ギャラリー