〈保育士志望〉 古田 優子さんの場合
BEFORE 人の気持ちに寄り添える大人になりたい。人として成長したい。
- 古田 優子さん
- こども心理学部 2023年度卒業生
埼玉県 さいたま市立浦和南高等学校出身
将来の夢は保育士か児童養護施設の職員かで迷っていた。オープンキャンパスでチャレンジの機会が多い未来大に魅力を感じ、興味をもった。
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〈一般企業志望〉 山﨑 遥菜さんの場合
BEFORE 自分に自信を持ちたい。人を支えられる人になりたい。
- 山﨑 遥菜さん
- こども心理学部 2023年度卒業生
千葉県立 柏の葉高等学校出身
オープンキャンパスでのキャンパスクルーの対応に触れ、未来大に一目惚れ。子どもと関わる仕事だけでなく、いろんな選択肢を選べるところにも魅力を感じた。
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- 4月入学
- コロナ禍で入学式もスタートアップセミナーも中止。知り合いがいなかったので、友達を作りたいとSNSで未来大の新入生を探してつながることができた。
- 5月オンライン授業開始
- 7月
- はじめての対面授業。体育の授業で、はじめて会ったクラスメイトとバレーボールをした。
- 10月みんつく
- クラスごとにオリジナルの動画をつくるプロジェクト。ペットボトルを背面に投げたらゴミ箱に入った!などのびっくり動画を企画・制作。成功するまで何度もチャレンジしたり、制作のプロセスでクラスメイトと仲良くなることができた。
- 11月キャンパスクルー
- 例年より大幅に遅れてのキャンパスクルーの募集。迷わず応募した。
- 12月
- 対面授業開始。外に出られる喜びを実感。友達と一緒にランチを食べたり、いろんなことを話せるようになって、嬉しかった。
- 12月キャンパスクルー
- キャンパスクルーに合格。研修は全部オンライン。動き出せたのは嬉しかったけど、グループワークをオンラインでおこなう難しさを実感したり、まだまだ手探り。
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1 年 目 |
- 4月入学
- 未来大での大学生活に楽しみにしていたこともあり、コロナ禍で入学式もスタートアップセミナーもなくなりショックを受ける。入学前のオリエンテーションで仲良くなった子とLINEでつながっていたので、愚痴を聞いてもらった。SNSを通じて友達もできた。
- 5月
- 例年なら4~5月にキャンパスクルーの応募があるはずなのに、応募が始まらずモヤモヤ。やりたかったことができずに不安な気持ちに。
- 5月
- オンデマンドで先生の授業を聞いて、課題をやる日々。人に会うのがモチベーションになるタイプなので辛かった。せっかくなので何かしようと自宅で筋トレを頑張っていた。
- 10みんつく
- クラスで一つの動画を作るプロジェクト。クラスリーダーとして活動。
MV風にダンスを踊ったり、クラスごとにいろんな工夫をしていた。コロナ禍でも協働できるチャンスがあるのは嬉しいけど、オンラインだと心と心の距離が縮まらないというジレンマも。この頃は週に1回はキャリアの授業で登校していた時期。
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- 4月キャンパスクルー
- 後輩が入ってきたものの、こちらは先輩として教えられることが少なく葛藤が続く。
- 4月幼稚園実習
- はじめての実習。自分が興味のある自由保育の園だったので、とっても楽しかった。自分が目指したい保育のイメージがかたまってきた。
授業「こども体育」 すべての子どもが体を動かしたくなるように配慮した指導を学べる。長縄跳びをやる時はここに気をつけようなど具体的な学びも。体育に苦手意識があったけど、先生の授業なら私も楽しめると思った。
- 11月三幸フェスティバル
- 青団のパフォーマンスに参加。すごく楽しかった。しかし、リーダー任せじゃよくない…自分ももっと積極的にやらなきゃと反省も。
- 3月保育所実習
- コロナが再流行して、1ヶ月延期に。その間、ペープサートを自作したり、自宅でできることを頑張った。
- 3月
- キャンパスクルー、引き継ぎの時期。自分たちが一番上の代になるので、インカムをつけてやりとりしたりマネジメント系の役割が増えてあたふた。
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2 年 目 |
- 4月
- 春学期は対面授業とオンライン授業で半々。クラス替えもあった。まだ友達が増えてなかったので、仲良い子と離れてしまいダメージを受ける。
授業「学校教育心理学」 藤後先生のゼミに入りたいと思ったきっかけの授業。たとえば部活がテーマなら、子どもの心理、保護者の心理、先生の心理など、いろんな心理を学べるのが面白かった。選手とベンチの心理など、立場の違いによる心理も興味深かった。この頃はまだ子どもに関わる仕事につきたいと思っていた。
- 11月キャンパスクルー
- 2年次にキャンパスクルーに。1年生と同じタイミングで入ったので、先輩なのに経験も実力も追い付かない。指示出し
などリーダーシップを求められる場面も多く、できない自分に落ち込む。CAの先生に相談したところ、気にしてくださっていたことがわかり、私も頑張ろうとモチベーションがあがった。
- 11月三幸フェスティバル
- 応援団に挑戦。赤団は一致団結して最後の最後まで頑張った。これぞ青春!とっても楽しかった。
- 10月キャンパスクルー副代表に
- 幹部発表とおなじ日に専攻別の勉強会の内容をお披露目する機会があった。心理専攻の出来がよくなかったので、この調子では任せられないと思われたのではないかと、帰りの電車で仲間と号泣。
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- 4月MIRAI FES.実行委員
- 3月頃から活動開始。みんつくでリーダーを経験したものの、実行委員には挑戦したことがなかった。キラキラしている友人たちから刺激を受けて立候補。
- 10月施設実習
- 児童養護施設での実習。自分と歳が近い思春期の子に対して、職員側として関わることがとても難しかった。保育士の方が自分には向いているかもと思うように。
- 10月MIRAI FES.実行委員
- 現場のいろんな困りごとを解決する運営部として活動。受付のオペレーション、ゴミ箱の位置、インフォメーションのマニュアルなど資料作成にも奮闘。パワポでの作業もやり続けていると好きになるんだと気づく。「ここを早く決めてください!」など、各部門に働きかけることも多かったので、交渉ごとにも慣れてきた。
- 1-2月
- 大学生活があと1年しかないという事実に焦りを感じはじめる。コロナ禍で制限されていたけど、4年生はもっと充実させるぞ、と前向きに考えるように。卒論と実習2回も頑張ろうと決める。
- 3月園見学
- 就活を見越して園見学に行くように。好きな保育ってなんだろう?とイメージが膨らむので楽しくなってきた。元々好きだった自由保育系の園に興味が湧いた。少し前までは、幼稚園にも興味を持っていたけれど、0歳から5歳の成長の幅を生で見て「長期で子どもの成長を見たい」と思うようになり、やっぱり保育園だと再確認。
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3 年 目 |
- 4月スタセミスタッフ
- 心理専攻の専攻リーダーになったが、自分自身がスタセミを経験していないので、戸惑いつつも頑張った。
- 4-7月
- キャンパスクルーの副代表なので資料作成の機会が多かったのだが、おかげでPCが得意に。スマホアプリを使ったスケジュール管理も。後の就活にも役立った。
- 8月合同説明会/インターンシップ
- 企業と児童養護施設と迷ってCAの先生に相談。一般企業経験後に施設への転職というプランもあると聞き、まずは一般企業を中心に見て回ることに。夏休みはキャンパスクルーの繁忙期でもあるので忙しかったが、乗り切ることができた。
- 11月選考
- 準備不足のまま受けた企業はボロボロだった。とりあえずじゃ通用しないと知り、準備して挑むように。
- 2月
- 児童養護系の企業から内定が出た。一般企業でも興味のあるジャンルの企業を中心に受けていた。
- 3月卒業式 送辞
- 4年生の卒業式で送辞を読む。大役なので緊張したが、大好きな先輩に少しでも恩返しができたらと頑張った。原稿もCAの先生に何度も見てもらった。私の家族も泣いて喜んでくれた。
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- 5-6月幼稚園実習
- みんなでひらがなを練習したり、体操したり、学習を大事にする園だった。年長クラスで遠足の思い出を絵に描く時に「思い出す力を身につける」という狙いを教えていただいたりして勉強になった。
- 7月保育所実習
- 初めて責任実習をおこなった。主に入らせてもらった2歳児クラスはちょうどイヤイヤ期真っ盛り。なんでもイヤイヤという子どもに対して、先生方は一人ひとりにしっかり対応していた。保育園の複数担任の良さでもあると思った。
- 9月応募
- 3月に園見学に行った園に応募。子ども主体で対話を大事にしている園。5歳になるとお泊まり保育に行くが、行き先や食べるものも子どもたちで決める。「何が食べたい?」「このサラダは卵が入ってるけど、卵アレルギーのある人がいるからどうする?」など、子どもたちの主体性を伸ばす保育。自分が目指したい保育そのものだと思った。
- 9月面接・筆記
- 9月23日。試験内容は面接と筆記。
- 9月内定
- 9月28日、園長先生から直々にご連絡いただいた。「先生」と呼ばない方針の園で、私のことも「優子さん」と呼んでくださった。
- 12月卒論
- 自分の話を聞いてもらった経験など、家族間のコミュニケーションが、その後の社交性にどう影響を及ぼすかに興味があったので「幼少期の家族間のコミュニケーションと青年期の社交性の関連」というテーマの卒論に。
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4 年 目 |
- 4月説明会/選考
- 第一希望の会社は、オンラインで面接1回、対面2回。キャンパスクルーの幹部の話をした。高校生の満足度をあげるための施策に興味を持っていただき話が盛り上がった。クルーの活動は企業活動との共通点が多いということを実感。
- 5月内定
- 5月10日、第一志望の会社から内定をいただく。電話をいただいた瞬間は本当に嬉しかった。
- 8月内定者研修
- 身だしなみやマナー、言葉づかいなど、社会人としての基本を学ぶ。ジョハリの窓( 「自分から見た自分」と「他人から見た自分」との認識の違いを分析するフレームワーク)など心理学の授業で学んだ内容が出てきて、社会でも役立つことを実感。
- 10月内定式
- グループの内定者約200名で内定式。同期となる内定者のスピーチが立派で刺激をもらう。仲間がいる心強さを感じる。
- 12月卒論提出
- テーマは「学童期の家庭環境が大学生の志向性に与える影響」について。キャンパスクルーでいろんな人と関わるので育った環境によってどう志向性が変わるのか興味をもったことがきっかけ。
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AFTER 4年間で成長したことは向上心。負けず嫌いが加速して、もっと頑張りたいという気持ちが強くなった。子どもたち、保護者の方、一緒に働くみなさんを、安心させられる人になりたい。
- 内定先:
- 社会福祉法人 つばさ福祉会(保育士)
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AFTER 涙もろいので、いいことでもたくさん泣いた4年間だった。周りの人が支えてくれたおかげでいろんなことに挑戦できて、自分に自信が持てるように。社会に出たら支える側の人になりたい。
- 内定先:
- ヒューマンアカデミー株式会社(人材会社)
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