心理学は通学制の大学だけではなく、通信制大学でも学べます。

通学制大学と比較すると、通信制大学は学費が安く、空いた時間を活用して自分のペースで学習を進められるなどのメリットがあります。

しかし、通信制大学でも大学に通学して講義を受けなければならないケースや、同じ大学であっても通学制と通信制で目指すことのできる資格に違いがあるケースもあるため注意しなければなりません。

通信制大学を選ぶ際には通学が必要かどうか、資格を取得できるのかを十分に確認する必要があります。

本記事では心理学を通信制大学で学ぶメリットと注意点を解説します。また、心理学を学べる通信制大学11校も見ていきましょう。

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心理学を学ぶなら通学制と通信制大学で合うほうを検討できる

まずは通信制大学のメリットを知る上での前提知識として、通学制大学と通信制大学の違いについて解説します。

通学制大学の場合は、毎日キャンパスに通って講義を受講する講義形式が一般的です。

一方、通信制大学はインターネットや教科書学習で受講できる講義が多く、基本的には自宅で学習を進める点が通学制大学との大きな違いです。

また、大学によって異なるものの、通信制大学は入学の際に学力試験や面接を実施しないことがほとんどです。
そのため、通学制大学と比較すると、通信制大学は大学キャンパスに通学しにくい社会人でも入学しやすく、空いた時間で心理学を学べる場所だといえるでしょう。

心理学を通信制大学で学ぶメリット

心理学を通学制大学ではなく、通信制大学で学ぶメリットは以下の4つです。

通信制大学で学ぶメリット

①:通学制大学よりも学費が安い
②:働きながら空いた時間を活用して学習を進められる
③:独学よりも効率的に知識を習得できる
④:公認心理師や臨床心理士などの資格取得を目指せる

①:通学制大学よりも学費が安い

通学制大学と比較すると、通信制大学の学費は安い傾向があります。

通学制大学の国立大学と私立大学、通信制大学の1年間の授業料の平均は以下の通りです。

通学制大学1年間の学費(目安)
国立53万円
私立95万円
通信制大学1年間の学費(目安)
通信10〜30万円程度

通学制大学と通信制大学の授業料には大きな差があることが分かります。

通信制大学は授業料が安いものの、大学卒業時には通学制大学と同じ学士の学位を取得できる点がメリットの1つです。

参照:文部科学省「私立大学等の令和5年度入学者に関わる学生納付金等調査結果について」
参照:e-GOV 法令検索「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」

②:働きながら空いた時間を活用して学習を進められる

日中まとまった時間を確保できない人にとって、通学制大学での学習は困難です。

通学制大学の場合、働いている人は仕事を休むか辞めなければならない可能性があります。

一方、通信制大学は基本的に自宅で学習を進められるため、キャンパスに通う必要がありません。

そのため、学生だけではなく、日中働いている社会人でも空いた時間を活用し心理学を学習できます。

たとえば、以下のようなパターンで通信制の大学で心理学を学ぶ人もいます。

・管理職に就いたため、部下のモチベーション強化を学びたい
・長年の管理職で自身が経験したことを体系的に教えたい

通信制大学は資格取得だけではなく、今後の仕事に心理学を活用するために働きながら学習したい社会人にもおすすめです。

③:独学よりも効率的に知識を習得できる

心理学は人間の心理や行動をあらゆる角度から科学的に分析する学問でです。

例えば、社会や集団の心の動きを学習する「社会心理学」、心の問題の原因や解決方法を見出す「臨床心理学」など幅広い領域を展開しています。

そのため、独学だと心理学の幅広い領域を体系的に学び理解するのが難しく、効率的に進められない可能性もあります。

通信制大学では自宅にいながら経験豊富な講師の講義を受けられるため、効率的に心理学の知識や技術を吸収できるでしょう。

④:公認心理師や臨床心理士などの資格取得を目指せる

通信制大学の中には、公認心理師や臨床心理士など心理学に関連する資格取得を目指せるケースもあります。

ただし、公認心理師と臨床心理士の資格は、通信制大学で科目を履修するだけでは取得できません。

対応カリキュラムがある大学で所定の科目を履修した後に、大学院への進学や実務経験などの受験条件が必要になる点を知っておきましょう。

通信制大学で取得を目指せる資格の例は以下の通りです。

資格概要
公認心理師・心理学に関連する国家資格
・指定大学院で所定の科目を履修後に試験に合格した場合に取得可能
・心の問題を抱えた相談者の話を聞き、問題解決に向けたアドバイスやサポートを行う
・心の健康に関する知識や情報を提供する
臨床心理士・心理学に関連する民間資格
・指定大学院で所定の科目を履修後に試験に合格した場合に取得可能
・カウンセリングや心理テストを行い、臨床心理学の知識を用いて心の悩みを解決に導く
認定心理士・心理学を学んだ学習履歴を証明できる民間資格
・資格取得のために試験を受ける必要がない
・母子生活支援施設や子ども家庭センター、児童発達支援などの現場で活躍する

心理学を学べる通信制大学11校

心理学を学べる通信制大学は全国各地にあります。

心理学を学べる通信制大学11校の所在地や目指せる心理系の資格、学費を以下の表にまとめました。

大学名キャンパス所在地目指せる資格1年間の授業料※
東北福祉大学宮城県認定心理士130,000円
東京未来大学東京都認定心理士※小学校教諭一種免許状なども取得可能
春学期:82,000円
秋学期:82,000円
産業能率大学東京都認定心理士200,000円
武蔵野大学
東京都

認定心理士
170,000円
聖徳大学千葉県公認心理師約200,000円
中部学院大学岐阜県認定心理士約226,000円
日本福祉大学愛知県認定心理士約249,000円
京都橘大学京都府公認心理師280,000円
大手前大学兵庫県認定心理士326,000円
九州医療科学大学宮崎県認定心理士283,500円
放送大学(千葉県)
全国のサテライトキャンパス
公認心理士
認定心理士
約192,500円

※2025年6月時点の情報
※聖徳大学は資格取得や履修する単位数などによって授業料が変動
※放送大学の授業料は卒業までに124単位を修得した場合の授業料
※中部学院大学は単位制学費のため各学生によって授業料が変動
※日本福祉大学の授業料は認定心理士を取得する場合の授業料の目安
※学費は入学形態や希望資格等によって変動します。入学前に希望する学校へ必ず確認してください。

大学によって、授業料に加えて入学金やスクーリング料、教材費などの費用が増えるケースがあります。

心理学を学べる通信制大学を選択する際の3つの注意点

心理学を学べる通信制大学を選択する際には以下3つの注意点を確認しましょう。

通信制大学を選択するときの注意点

①:スクーリングが必要かどうかを確認する
②:取得できる資格を確認する
③:サポート体制が整っているかを確認する

①:スクーリングが必要かどうかを確認する

スクーリングとは、大学に通学して受講しなければならない授業形式です。

「大学通信教育設置基準」によれば、通信制大学は124単位のうち30単位以上をスクーリングで取得しなければならないと定められています。

そのため、通信制大学に入学しても一定数の単位はキャンパスに通学して取得する必要がある点を知っておきましょう。

ただし、スクーリングの単位をオンラインやオンデマンド講義で取得できるケースもあります。

たとえば、東京未来大学通信教育課程ではスクーリング科目の一部をオンラインでリアルタイム授業として開講しており、交通費や宿泊費の負担なく、スクーリング科目を受講できます。

また、スクーリングの開講日程を土日・土日祝の3連休・夏期休暇を利用した日程から選択できるため、ライフスタイルに合わせた開講日程を選択できる点も魅力です。

時間が確保できない、キャンパスやスクーリング会場が遠いなどの理由で通学が困難な場合、「スクーリングはどのような日程で開講されるのか」「スクーリングで必ずキャンパスに通う必要があるのかどうか」を確認しておきましょう。

参照:eーGOV法令検索「大学通信教育設置基準」

②:取得できる資格を確認する

大学によってカリキュラムや取得できる資格は異なります。

たとえば、認定心理士といった心理学に関連する資格だけではなく、小学校教諭一種免許状や社会福祉主事任用資格など様々な資格・教員免許状を取得できるケースもあります。

現在もしくは将来的な仕事のスキルアップを目指している方は、心理学に関連する資格とともに、目標に合った他の資格も取得できる大学を選ぶことが重要です。

たとえば、東京未来大学では「こども心理学部」「モチベ―ジョン行動科学部」の2つの学部で心理学とともに他の学問も学習できます。

具体的には、心理学の知識を教育現場で活用したい場合、「こども心理学部」で認定心理士と小学校教諭・幼稚園教諭の資格・教員免許状の取得を目指せます。

一方、「モチベーション行動科学部」では経営の知識も学びつつ、心理や教育の分野の学習も進めることが可能です。
認定心理士や「公認モチベーション・マネジャー」Basic資格の取得が可能で、経営者や企業の人事部、教育コンサルタントとして活躍できるでしょう。

こども心理学部で取得を目指せる教員免許について、またモチベーション行動科学部で学べることについては、以下の記事をそれぞれご参照ください。

③:サポート体制が整っているかを確認する

通信制は自宅で好きな時間に自分で学習を進める形式のため、自己管理力が必要です。

1人では勉強スケジュールを立てられない、自宅ではうまく学習を進められない、といった場合に相談できる学習サポートがあると安心して入学できるでしょう。

空いた時間を有効的に活用し、通信制大学で心理学を学ぼう

本記事では心理学を通信制大学で学ぶメリットと選ぶ際の注意点、おすすめ11校を解説しました。

通信制大学は学費が比較的安いものの、通学制大学と同様の学位を取得できます。

また、働きながら空いた時間を活用して学習を進められるため、日中の時間を確保しにくい人やスキルアップを目指している社会人、リスキリングを目指している大人など、年齢や属性を問わずに入学できる点がメリットです。

東京未来大学では通学課程だけではなく、通信教育課程でも心理学のカリキュラムを用意しており、認定心理士や社会福祉主事任用資格、児童指導員任用資格などが取得できます。

空いた時間で心理学を学びたいと考えている方は、ぜひ下記の東京未来大学のWEBサイトをご覧ください。

心理学を学ぶなら
東京未来大学へ

東京未来大学は、生徒一人ひとりを複数の教職員で支え、卒業後まで見守るパートナーとなる大学です。就職率も99.7%にのぼります。カリキュラムなどは、大学WEBサイトをご確認ください。