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日本にいながら英語を身につけるチャンス!

投稿日:2025年02月13日

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先日、社会勉強をかねてパウダースノーで有名な国内のリゾート地に旅行しました。目的地近くの空港に着くなり、多種多様な言語が周りで聞こえ、「あれ?私、間違えて海外にきたのかしら?」と錯覚してしまうほどでした。宿泊先のホテルのロビーでも様々な言語が聞こえてきたのですが、何よりも驚いたのが、リゾート内のデフォルト言語が英語であったということ。部屋からフロントデスクに電話をすると、受話器の向こうからは「Hello. This is the front desk. How may I help you?(こんにちは。フロントデスクです。どのようなご用件でしょうか?)」と英語が聞こえ、レンタルスキーの受付に行くと「How many days do you want to rent for?(何日間レンタルしたいのですか?)」と聞かれました。噂には聞いていましたが、日本にいながら日本語話者が少数派という状況にびっくりしました。そして、海外に行かなくても、英語に触れ、使用できる環境は国内に充分存在するのだということに改めて気づかされました。

私が教えている学生の中には、「英語を話せるようになるために海外留学をしたいけれど、お金がかかるから無理です。」という学生がいます。確かに、海外留学は金銭的な負担が大きく、難しいかもしれません。しかし、実は上記のように、国内にいながら英語を自然な環境で身につけるチャンスはあります。ただ、多くの学生がそのようなチャンスがあるということに気づいていないのかもしれません。

最近では、インターネットを使えば、様々な情報を簡単に手に入れることができます。自分の好きなことや興味のあることだけを調べることができ、余計な情報に触れることなく、効率よく知識を得られる時代です。私自身、英語×こどもに関係する記事をインターネットで発信しており⋆、この分野に興味のある方が読んでくださっています。このように、情報をピンポイントで入手できるのはとても便利です。しかし、その反面、興味のないことには全く触れずに済んでしまうため、新しい発見のチャンスを逃している可能性もあるでしょう。

自分の日々の生活から意識的に外れることで、視野を広げることができます。そして、こうすることで、今まで気づいていなかった小さな機会にも気づくことができるようになるかもしれません。

みなさんも、日常から少しだけ異なる環境に身を置き、身近な英語に触れるチャンスを意識的に探してみてはいかがでしょうか?その小さな一歩が、自身の成長につながり、新たな世界への扉を開くきっかけになるかもしれません。

https://www.glolea.com/ambassador/tomoko-hashimoto

こども心理学部

橋元 知子

橋元 知子
(HASHIMOTO Tomoko)

プロフィール
専門:応用言語学、第二言語習得論
略歴:明治大学大学院国際日本学研究科博士後期課程修了。
博士(国際日本学)。こども教育宝仙大学助教(非常勤)、早稲田大学非常勤講師、フェリシアこども短期大学専任准教授等を経て現職。
小学校英語教育教員研修講師、小学校英語教育推進員研修講師、小学校での読み聞かせ活動等にも取組む。保育士。

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