未だ見ぬ先へ

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下山 夏生
NATSUKI SHIMOYAMA
#MIRAI FES.2025 #実行委員 #競技部リーダー
#挑戦 #努力 #仲間 #協力 #ひとりじゃない

こんにちは!FOCUS編集部です。

今回はMIRAI FES.2025実行委員の競技部リーダーを務めた下山さんにインタビューをしました。未知の部署でリーダーに挑戦した下山さんの経験を辿ってお聞きしました!

Profile

下山 夏生

こども心理学部

こども保育・教育専攻 4年

MIRAI FES.2024から実行委員に所属し、広報・装飾部でメンバーとして活動した。

MIRAI FES.2025実行委員にて競技部リーダーを務める。

1年生の頃から所属する地域連携推進委員会でのリーダー経験や、卒業式実行委員としての活動経験もある。

Table of contents

自分にしかできないことを

弱みに意味づけ

不安も覆して

読んでくださった皆さんへ

自分にしかできないことを

競技部の仕事としては、一言で言うとDAY3の運営です。まず競技の土台づくりから始まり、競技種目を選定し、その詳細を詰めていきます。ルールを考えたり使用する道具を準備したりっていうことを決めていくのが、主な仕事かと思います。リーダーとしては、メンバーが進めていくそういった仕事を統括するイメージですかね。まずは資料周りをメインに確認事項を詰めていって、夏休みに入るとシミュレーションというのが始まるのでその統括に回ります。シミュレーションっていうのは要は予行練習みたいなもので、当日の動きについて確認するために、実行委員や参加学生の関係者各位が集まります。そこでは競技部のメンバーが中心となって動くことになるので、リーダーとしてはその担当の動きができているか、機能する働きをしているかをよく見て試行錯誤を重ねていきます

競技の内容って、毎年変わりますよね。その度にまた決め直しになるんでしょうか。

そうそう。何か固定の種目があるかと思ったんですけど、そうでもなくて。今年度の会場は例年のところと違うのもあって、前提から変更が必要でした。昨年度の種目の良かった点とそうじゃなかった点を整理して改善したり、改良版の新しい種目を加えたりして、競技の構成自体もまた今年度ver.にアップデートしていきました。学年別や団対抗のリレーに関しては特に変わりなかったんですけど、例えば中玉運びは結構ルールを変えていて、それがやりやすかったっていう声もあったので、改良した甲斐がありました。新しく加えた障害物競走のパン食いも、あれは今年度の会場だからできたことだったので、みんなに楽しんでもらえて良かったです。

やはりDAY3会場の変更は、昨年度と今年度の違いとして大きかったですか?

めっちゃ変わりました。今までの会場では滑り止めマットを使ってたけど今年度の会場は滑りにくい床材でそのまま競技できるようになったり、飲食禁止だったのが持ち込み可になったり。リレートラックの外周の長さも違うので、走者が走る距離の再検討とかルール変更とかもいろいろありました。

下山さんは、他の学友会でもリーダー経験がありますよね。どうしてMIRAI FES.2025で、実行委員の部署リーダーをしようと思ったんですか?

同じ「リーダー」っていう役職でも、やっぱり場所が違うと中身も全然違います。もともと所属していた学友会の主なターゲットは地域の子どもたちで、構成メンバーも保育・教育専攻の学生が多い。同じ仲間に囲まれて一緒に試行錯誤していけるっていう点では、その挑戦のハードルはそう高くなかった。でもMIRAI FES.実行委員でリーダーをやるとなると、っていうことを考えたときは悩みました。そもそも私が学内でいろんな活動をするようになったのは、1年生の頃に本当に何もやってこなかった、ただいるだけの自分がすごく恥ずかしいと思ったからなんです。周りの友達を見たとき、実行委員として頑張ってる子がいれば応援団やって汗水流して努力してる子もいて、それに対して自分は何もできていない。だから、誰かの頑張れる理由になりたいって思って、2年生になってから学友会のリーダーをやったり、MIRAI FES.実行委員になったり、いろんな挑戦をするようになりました。MIRAI FES.実行委員で最初に配属された部署は広報・装飾部で、大変なこともあったけど楽しかった経験を通して、「自分が作る部署はどんなだろうな」って想像してみたのが、部署リーダーを考えるきっかけでした。

リーダー説明会でリーダーとしての仕事とか、どんな人が向いているかとかっていう話を聞いてちょっと、無理かもって思ったりもしたんですけど。前代表がそこで言っていた、「『自分にはできない』じゃなくて、『自分にしかできない』リーダーがあるんだよ」っていう言葉がずっと忘れられなくて。確かに「自分にはできない」って思ってMIRAI FES.実行委員を諦めた1年生の頃の自分がいて、それでもメンバーとしてちゃんとやれた2年生の自分もいて、学友会でもリーダーやれた自分もいて。こんな自分だからMIRAI FES.実行委員でリーダーができるかもしれないんだって思えて、勇気を持てました。

結構積極的に、MIRAI FES.実行委員でリーダーっていう立場を経験してみたい気持ちがあったんですね。

何かの長とかリーダーとかそういうこと、今まで本当にやったことなかったので。2年生の頃に学友会で人生初リーダーを経験して、もちろん初めてのことで不安だったけど、メンバーみんな良い子たちだし楽しくやれたしで、スタートが良かったんですよね。それがあったので、段階的にMIRAI FES.実行委員の方も頑張れたんだと思います。

下山さんの挑戦の背景には、身近な先達の励ましと成功体験の積み重ねがあったんですね。

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弱みに意味づけ

挫折というか。まずやばいと思ったのが、「競技部リーダー:下山」って発表されたとき。広報・装飾部でメンバーを経験したから、やっぱりリーダーとしての志望もそこで通してたんですけど、全く知らない分からない部署のしかもリーダーとしての配属になって、ただでさえあまり自信なかったのが、もっと弱気になっちゃって。

私は運動苦手だし、そもそもしてこなかったし、そんな自分に何ができるんだろうってめっちゃ考えたときに、運動苦手な私だからこそ運動苦手な学生に寄り添える競技が作れるかもって思いました。広報・装飾部での経験から、DAY1,2もDAY3も俯瞰できる私なりの見方や考えで意見を持ってやりたいと思い直しました。

自分のできないをできるに変えて、「やってみよう」に持っていった。発想の転換ですね。

実行委員全体からは審判とか誘導とか、競技の担当が選任されるんですけど、それで審判やらせてもらった経験もあって。そういう現場的な部分で寄り添うことはできると思いました。でも、それ以外のことは本当に何も分からなかったので、メンバーに頼って頼って頼ってばっかりでした。やっぱり競技部としての経験があるかどうかっていうところは大きくて、経験上わかることが未経験の身からすれば分からない。資料で想定を作ることはできても、実際の対応でのつまづきや問題に関しては経験がないとやっぱり難しい。結局は現場で動けるっていうことが全てになるので、リーダーの自分がどうこうするんじゃなくて、メンバーにめっちゃ聞いていました。

競技種目を改良したり、新しく加えたりという点で、何か苦悩はありましたか?

玉入れですかね、あれはめちゃくちゃ考えました。昨年度はやってない種目なので、ノウハウもないし経験者もいない、まっさらなところからみんなで頭を悩ませました。玉入れは跳んだり走ったりしないので運動が苦手な子でも比較的やりやすくて、競技部としてはそういう参加学生に向けた種目にしたかったんです。でも、新種目というのもあって、先生方の疑念や反対の声もありました。いまいち盛り上がりに欠けるんじゃないかとか何とかいろいろあって、最終的には地域連携の種目として子どもたちが関われるならっていうことで、採択してもらえました。全然盛り上がれる種目だし、きっと未来大生に楽しんでもらえるとも思ったんですけど、組織で動いている以上は事情があって難しいところもあるし、妥協が必要なところは譲歩しないといけない。それでも、少しでも楽しいって思ってくれる未来大生がいたなら、良かったと思います。

運動苦手勢のための競技を作るという試みを振り返って、どうでしたか?

玉入れに関しては、思っていたよりも希望してくれる学生の人数が少なかったんですよね。で、他の人気種目希望だったけどその枠には入れなかった学生も結構いたので、全員が全員楽しめるような競技っていうのは難しかったかもしれない。そんな中でも参加学生が少しでも楽しんでもらえるように、できることはしたかな、って思ってます。

運動が苦手だから競技は選択しないっていう未来大生もたくさんいると思います。でも、そんな運動苦手勢でもできそうな種目もあるというのは、やっぱり今後のMIRAI FES.と競技コンテンツへの期待にも繋がっていきそうですね。

そうなってくれたら嬉しいです。

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不安も覆して

下山さんにとって初めての競技部でリーダーを経験して、やって良かったと思うことはありましたか?

今年度の競技部のメンバーは昨年度から継続で所属している子が多くて、昨年度のままの雰囲気の中に私だけが新しくポンって入るっていうアウェイな感じが、最初は怖かったです。部署異動が無かったっていうことに、本当に競技のことが好きなんだなって感じて、だからこそ私がリーダーになってついてきてくれるのかなっていう不安がありました。でもいざ部署に入ってみたらめちゃくちゃ温かかったし、気遣ってもくれたし、リーダーとして引っ張っていかないといけないところを逆にみんなに助けられた場面もめっちゃありました。「リーダーをやって良かった」というよりも、「競技部のみんなと頑張れて良かった」と本当に思います。メンバーに助けられてきたから、ここまでやってこれました。もはや競技部まるごとが新しく友達になったみたいな(笑)。

私にとっては根本的に、競技部での経験が無いのにリーダーなんて、どうしようっていう不安があって。私も経験の有無っていう点は結構気にしちゃう方だから、経験が無いリーダーがあれこれ指示してくるのがどう思われるかとか、前に立つものとしての影響力はあってもそれを本当に伝えられるのかとか、結構気にしてました。でも競技部メンバーの存在は大きくて、そんな不安があってもみんながいたからなんとか乗り越えられました。

競技部そのものに、友情的な繋がりを持つことができたんですね。仲間に恵まれて、成長できたことはありますか?

リーダー経験から来る成長っていうと、他の学友会の方でもやっていたからそこはあんまり。でも、組織としての規模感のギャップはありましたね。未来大の中では結構独立して活動する学友会とは違って、未来大生全体が関わってくるMIRAI FES.の、多くの参加学生が動く競技だからこそ、計画性を持って物事を進めることがめっちゃ大事だなとは本当に思いました。
まず決定された情報は、まず競技部メンバー全員に共有されて、そこから各団の競技リーダー長、競技リーダー達へと順番に伝わっていって、やっと参加学生全員に下ろされるんです。そういう一連の流れにどうしても時間がかかります。最初は結構ギリギリで下ろしちゃうことが多くて、それはやっぱり良くない。だからもっと「事前に事前に」っていうのを心がけて、「どの資料をいつまでに作る」っていう資料を自分で作ったり、その通りに進められるように動いたりしました。早め早めに資料を作ってどんどん下ろすっていう感じで、計画性はめっちゃ身に付きましたね。

リーダーとして上に立つことはもちろんあるものの、それと同じくらいメンバー達と一緒にやっていく、ということですかね。

競技部としての経験が無い分、私にできることって、学友会でのリーダー経験を活かして、メンバーを一番に見ることだと思って。その、1年生とか、何がなんだかわかんないと思うの。競技部一年目の私は何が何だかわからないままやってる部分も多くて、でもそれって新しく競技部としてMIRAI FES.実行委員になった一年生たちも、きっと一緒なんですよね。そういう面で気に掛けられるところは気に掛けてたし、それがメンバーにも伝わっていたら、安心してもらえたらいいかなってめっちゃ思っていました。

MIRAI FES.2025を振り返った今、どう思いますか。

もう出し切りました。でも、出し切れたとも言えます。もちろんリーダーとして全部を完璧にできたとは思えなかったけど、本当に競技部のメンバーがたくさん頑張ってくれたので。感謝するばかりです。今年度でできなかったところとか、もっと改善の余地があるところとか、次に引き継いで活かさないといけないものもまだまだあるので、しっかり繋いでいきたいです。次年度、私は4年生になるので、MIRAI FES.に集中することも、実行委員を継続することも難しくなってくると思います。ただ私は競技部で、メンバー達にも先輩方にもたくさん支えてもらってリーダーをやることができたので、今度は私から何かしてあげられたらいいなって思っています。次に部署リーダーになった子が困っていたら助けになれたらいいなと思うし、頑張っていたならそれを見守りたいな。

今までの経験を、これからの下山さんの活動にどのように活かしていきますか?

将来は児童養護施設の職員になりたくて。未来大でいろんな経験をして、いろんな組織でいろんな人との関わり方を学んだので、どうしたら「対等だよ」「味方だよ」って伝えられるか、目線を合わせられるかっていうことは、子どもたちとの関わりに活かしたいと思います。リーダー経験はしてきたけど、誰かの助けになりたいっていうところが私の中ではやっぱり大きくて、そういう「人の上に立つ」ようなことは、やるにしてももっと上の誰かを支えるためにしたいかな。

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読んでくださった皆さんへ

下山さんから、この記事を読んでくださった方へメッセージをお願いします!

自信がなくても、経験が無くても大丈夫!気持ちだけでも飛び込んでみてほしいです。未来大は温かいから独りじゃないし、必ず誰かが支えてくれるから、まずは勇気を出して一歩を踏み出して、挑戦のスタートを切ってください!

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