影に礎を築く

影に礎を築く
小松 優季乃
YUKINO KOMATSU
#MIRAI FES.2025 #実行委員 #運営部リーダー
#挑戦 #仲間 #団結 #達成

こんにちは!FOCUS編集部です。

今回はMIRAI FES.2025にて実行委員の運営部リーダーを務めた小松さんにインタビューをしました。小松さんの挑戦の裏にあった出来事や思い、部署リーダーとしての在り方や運営部の皆さんの仲の良さがうかがえるエピソードなど、お聞きしました!

Profile

小松優季乃

こども心理学部

こども保育・教育専攻 4年

1年の頃からMIRAI FES.実行委員にて運営部に所属し、

MIRAI FES.2025で運営部リーダーを務める。

高校の頃は委員会で長のような活動をしていた経験もある。

最近、放課後等デイサービスでアルバイトを始めた。

Table of contents

縁の下の力持ち

逆風に立つ

仲間たちと前へ

読んでくださった皆さんへ

縁の下の力持ち

運営部はMIRAI FES.の土台を作る、縁の下の力持ちです。
例えば出展・出店部や競技部の仕事と重なる部分でも基礎的な、使用教室の机椅子移動とか環境・設備まわりを整えたり、得点の配分とか団の順位の決め方も毎年仕様が変わってくるから調整して動いたりします。DAY3に多くなりがちな体調不良者や怪我人の対応に関する保健、協賛企業の方や先生方をご案内したりその場を設営したりする来賓の仕事もあります。当日に放送するBGMを決めたりMCの台本を作ったり、一番大事なマニュアルは参加学生としても実行委員全体としても軸になる、当日の動きやスケジュールといった基本が全て載っている資料を作ります。

そして、今年度から新設したアイスブレイクは、実行委員で行われる全体会で仲を深めて団結力を強めるための仕事です。やっぱり実行委員、部署間の連携がたくさん必要な分、そこでうまくいかなくて多少いがみ合っちゃうことも無くはないんです。なのでアゲられるところはアゲていきたいなっていう「MIRAI FES.を盛り上げよう」の試みでした。部署関係なく交流できる、楽しめるものを心がけたので、なかなか良かったんじゃないかなと思います。

部署リーダーとしては、どんなことをしていたんでしょうか。

部署リーダーとしては、おおまかに7つの運営部の仕事の進捗管理というか。常に把握しておいて他部署との連携に繋げられるように、橋渡し的な仕事が主でした。リーダーの確認だったり承認だったりが必要なことは代表・リーダー会に上げたり、他部署からの合意や連携が取れたものはメンバーに仕事として下ろしたり。昨年度からのメンバーもいたのでそこは経験者として任せつつ、それぞれ相談しながら仕事を進めていけるように立ち回りました。

あとは先生方や関係者との打ち合わせも。MIRAI FES.で出るゴミの分別も運営部の一大業務として毎年あるんですけど、ずっと昔の基準で今まで分別しちゃってたことが発覚して。その分け方の更新とか業務フローの一新に関して今年度は清掃員の方が協力してくれたんですよね。

机椅子移動のスタッフとか放送のMCとかは未来大生から募集するので、その学生に向けた説明会とかオーディションとかをセッティングしたりもしました。
当日に至ってはもうずっと本部にいて指示を飛ばしたり、対応に奔走したりしていましたね。どうしても何かしらトラブルやイレギュラーは起こるものなので。そんな感じで、基本的には全体を見て、足りない部分に入る、隙間の部分を埋めるっていうことをしていました。

リーダーとしてビシバシ指示を飛ばして引っ張っていくっていうよりは、相談し合って…

そうですね。私が勝手に決めることはしないように意識してやってました。

 

経験を味方に

私は計画性が本当にないので(笑)。まじで大変だったんですけど。

運営部リーダーをやってみて思ったのが、やっぱり一番大変なのは、担当で直々に仕事を持ってるメンバー達だということ。実際に仕事を動かして進めていくのはそれを担当しているメンバーだからね。

今年度からMIRAI FES.実行委員が継続制になって、昨年度の担当者がそのまま残ってくれたのもあってすごく助けられました。ただ、昨年度と変わらず同じやり方で進められたけど、でも全部をそのまんま焼き増しでやるっていうことはしたくなくて。ちゃんと、今までの人たちじゃなくて今の自分たちが、今年度版のMIRAI FES.を作っていく、っていうことをしたかったんです。

MIRAI FES.実行委員、ずっと運営部にいた分、今年度リーダーを務めるにあたっての覚悟も一入だったんじゃないかと思います。どのような思いで、挑戦しようと思ったんですか?

元々、リーダーやろうと思ってたわけじゃなくて、本当に直前までやる気はなかったんです。

きっかけとしては、前運営部リーダーの先輩に軽く勧めてもらったところがあって。でも別に、前に立つのとか得意じゃないし、人の上に立って色々言うのも自信ないので、あんまり前向きじゃなかったんですよね。

昨年度、私は机椅子移動の仕事の担当を持ったんですけど、それもその前年度、1年だった頃に全然うまくできなかったっていう後悔があったからで、再挑戦だったんです。そこで後悔とか経験とかを活かして頑張ってやり遂げたから、「3年目の自分は何をしようか」を考えたとき、部署リーダーに挑戦してみてもいいかなって思いました。せっかく背中を押してもらったし、応募に落ちたら落ちたでそんなもんだな、って感じで志望した結果、縁に恵まれました。

小松さんの実行委員としての活動の日々そのものが、ずっと挑戦のような。

そうですね。確かにこう、なあなあでやってみようって感じじゃなかったかも。

運営部のリーダーをやるにあたって、何か目標はあったんでしょうか。

部署リーダーやるんだったら、何かを形に残したいというか、オリジナリティを出したいというか、例年通りばっかりは嫌で。例えば参加学生に向けて作成する学生マニュアルは、今までフォーマットが資料資料しすぎて見にくくて。そもそも目を通してくれない学生が大半で、それが結構悲しかったんですよね。そういうところをもっと見やすいように一新したかったのは、リーダーを志望した時からもう決めてました。
ただ、「やりたい」っていう形があっても、それをどうやっていくかは今まで通りじゃないし、一から試行を重ねていかなきゃいけない。そういうところが私は苦手で、メンバー達を振り回してしまったり、すれ違ってしまったり。CAの先生が提示してくる指向性と私がリーダーとして思い描いているものがズレていっちゃうこともあって、新しいことをやるのはやっぱり難しかったです。でもその分も学びがあったし、やって良かったと思います。そうして形になった学生マニュアルも好評いただいて、嬉しかったです。

部署リーダーとして、苦悩したことはありますか?

最初の頃は、自信が削られることも結構ありましたね。もう他のリーダー達は「なるべくしてなった」って感じの人ばっかり。ほんとに。まじで。だからもう、代表・リーダー会では「すごい」って思いっぱなしで、それが不安でもありました。

他の部署は、例えば団統括部は初動からして早くて、企画部もやった分だけ着実に形が見えてくる。でも、運営部の仕事は資料作りからなので、確認取ったら上げて下ろして。マニュアルなんかは確認事項が多い分、どうしても微々たる進みで徐々に作っていくので、MIRAI FES.直前頃にやっと成果が形になって見えてくる。自分たちの動きが遅いんじゃないか、置いて行かれてるんじゃないか、っていう焦りはありました。その上で他部署とかCAの先生とか、いろんなところとの兼ね合いを考慮しないとっていうので、実習期間中でも急遽動かなきゃいけないこともあったりして、その調整もまた大変でした。

そんな逆境にも折れない小松さんの不屈の精神が、実を結んだんですね。

うーん、私としては何と言うか、良くも悪くも変に楽観的なところがあって。いろんな仕事をあれもこれもって感じで気軽に進めちゃって、それが大変過ぎて寝られない時とか、結構しんどくて心が折れてた時もあったんですよね。

何とかするから何とかなるというような、ある種の粘り強さのようにも思えます。

仲間たちと前へ

運営部のリーダーを務め上げて、何か得るものはありましたか?

成長と言えば、「全体を見る目」が育ちました。今までは自分のやるべきことの一点に集中していて、他部署やメンバーがやってる仕事については何となくの認識しか無かったんです。自分のことで精一杯というか、誰かと一緒に、何かを任せながら自分も進めるっていう塩梅が結構難しくて。そこで苦労するくらいなら自分で全部やっちゃう方が楽!ってなる、0か100かのタイプなので、自分のそういうところがもともと課題だと思ってたんですけど、リーダーをやるからにはそういうことが全てなんですよね。この子は今こういうこと考えてるんだろうな、で、あの子はこう思ってるんだろうな、っていうようなことを察知して行動できる、広い視野を身に付けました。

あと、「人に伝える力」。私が全部の仕事を手掛けられるわけでもないし、メンバーのやり方だったり努力だったりも尊重したい気持ちはあったんです。そこで私が「ああしたい」「こうしたい」って思ってることを、直々に仕事を担当しているメンバーにちゃんと伝えられないと、私もみんなも不完全燃焼になってしまう。自分の考えを持っていてもそれが独りよがりにならないように、メンバー達の考えを想像して互いに認識を擦り合わせる力が付いた感じがします。そういう学びを得ました。

部署のメンバーそれぞれの状況を把握して思いやるということですね。メンタルケアのような側面もあったんでしょうか。

その点では、まずは仲良くなることをすごく意識してましたね。当初から思ってたんですけど、リーダーっぽくないリーダーになりたくて。もちろん良い意味で。部署リーダーになるにしてもあくまで「まとめる人」っていう感じの立場でいて、今まで経験してきたようなメンバーとしての目線を忘れないでいたかったんです。

特に、新しく実行委員になる1年生からしたら、2個上の先輩でかつ部署リーダーって近寄りがたい存在ですよね。私って結構人見知りでもあって、自分からぐいぐい行くのは苦手だったりするんですけど、慕ってくれて可愛くていい子たちで、そんな運営部のみんなと気の置けない距離感でいたかったっていうのもありました。

小松さんは、自身の得手不得手や課題点をよく把握されてますよね。運営部のリーダーとして動く中で、そうしたことはどのように乗り切ってきましたか?

一緒に頑張ってくれた人がいるんです。全体的にサポートに入ってもらうっていうポストに付いてくれた子なんですけど。私が行き詰まった時は相談相手になってもらったし、私の手が回らない時は、確認の必要があることを聞きに行ってもらったり、急な変更にスケジュールを調整してもらったり、もう頼りっぱなしでした。前運営部リーダーの先輩も4年生サポーターとして入ってくれたのも、すごく心強かったです。部署リーダーになったとしても私は1人じゃなくて、苦手なことや難しいことがあっても助けてくれる人がいっぱい居て、優秀なメンバー達にたくさん支えてもらいました。

ただのリーダーとメンバーの関係ではない、部署全体としての信頼関係が感じられますね。

そうなんです。運営部ほど人間関係が円満な部署はないですよ!なんだかんだ、みんながいるから大丈夫だと思えたし、安心して任せられました。

MIRAI FES.2025を振り返ってみて、どうでしたか。

やっぱり楽しかったです。辛かったことも苦しかったことも色々あったし、イレギュラーもたくさんあった。なんでリーダーなんてやってんだろうって思ったり、方々に申し訳ないなって思ったりしたこともいっぱいあった。それでもみんなで助け合い支え合い、成功に収めることができたんじゃないかと。

これからもMIRAI FES.は続いていくけども、「2025年はやっぱりやばかったよね」って言われると思います。それくらい、いろんな意味で、後にも先にもないMIRAI FES.だったし、そんな年に運営部リーダーをやれて本当に良かったです。

小松さんの経験を、今後どういったことに活かしていきますか?

私が今年度、部署リーダーをやったのは、将来の何かのためじゃなくて、ただ新しいことをしてみたかったからなんですよね。テンプレをこなすっていうよりは、ちょっとアレンジを加えてみる方が好きなんです。私は保育士志望なので、そういう発想で子どもと楽しく関わったり、今後も何か挑戦できたら良いなと思います。あとは、リーダーとして1対1でメンバーと面談したり物事を進める上でリードしたり、そういうことを通して考えることや気づくことも色々あったので、私なりに経験を活かした関係性の構築へと繋げていきたいです。

チャレンジ精神がうかがえますね。今後とも、いろんなことに挑戦していってほしいです。

読んでくださった皆さんへ

最後に、小松さんからこの記事を読んでくださった方へメッセージをお願いします!

気持ちがあるのなら、ちょっとしたことでも、具体的じゃなくても、挑戦してみてほしいなって思います。私は、熱意もって何かをやりたいなんて思い描けるような人間じゃなかったし、実際にやってみても全然自信がないみたいな時期もあったし、運営部のリーダーを名乗るなんて違和感しかなかった。それでもやっぱりやっていく中で自然と力はつくし、それを見て支えてくれる人もいます。綺麗事のようにも思えるけどやってよかったって絶対思うはずです。

そもそも、結果として良い方向に行っても悪い方向に行っても、後悔しないためにはまず動くしかないんです。例えば志望理由書を出した人と出さなかった人、面接を受けた人と受けなかった人とでは、言葉の重みからして違ってくるんです。

なので、これを読んでいる人が今もし悩んでるなら、ぜひその一歩を踏み出してほしいです。そしてその先で得られることだったり仲間だったりを、大切にしていってほしいです。私は全力で応援しますよ。

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