後悔の先に見つけたもの

後悔の先に見つけたもの
阿部 日向子
HINAKO ABE
心理専攻3年
#MIRAI FES.#装飾部

こんにちは!FOCUS編集部です!

今回はMIRAI FES.2022実行委員会で活躍された阿部日向子さんにMIRAI FES.での成長についてお話を伺いました!

それではインタビュースタートです!

Profile

阿部 日向子

こども心理学部
心理専攻 3年生

学内では「未来祭実行委員」、「MIRAI FES.2022実行委員」ともに装飾部に所属し、ずば抜けたアイディア力とこだわりで大規模な学内装飾づくりに貢献している。

目次

MIRAI FES.2022実行委員会について

活動を続ける中で

将来の変化

MIRAI FES.2022実行委員会について

まず、MIRAI FES.2022実行委員会に応募しようと思ったきっかけは何ですか。

応募しようと思ったきっかけは2つあって、1つ目は去年も未来祭で装飾部をやっていて、もっとできたんじゃないかなとかこれやりたかったなっていう後悔があったんですよね。なのでその後悔を払拭させるためにもやりたいなって。2つ目は、もう3年生で就活があるので、これが最後のプロジェクトになると思ったので、参加したいなって思って応募しました。

(カウントダウンを作成する阿部日向子さん)

去年も同じ部署で活動されていたんですね。
2年連続同じ部署はなかなかないかなと思うのですが、装飾部を選んだ理由はありますか?

実は中高ずっと美術系の学校に通っていて、周りにすごい人ばっかりで向いてないなと思って、他に学んでみたかった心理学のあるこの大学に進んだんです。でもやっぱりデザインすることが好きで、美術系に進まなかったことを後悔したこともありました。

そんな時に、実行委員会に装飾部があることを知って、応募して、やってみたらやっぱり楽しくて、改めて自分はデザインをすることが好きなんだなって気づいてから、次の年も装飾部をやろうって思ってました(笑)

装飾部といえば阿部さんって感じですね(笑)
今回たくさん作成されたと思うのですが、作成した装飾の中で一番思い入れのある装飾はありますか?

カウントダウンの装飾ですかね。なかなかデザインが通らなかったこともあってすごい思い入れがありますね。デザインの絵が先じゃなくて、意味から先に考えて、参考の写真とかモチーフを調べて丁寧に考えたので、形にできてよかったです。

作成期間もギリギリで1日で下書きを完成させたんですよね。そういう意味でも思い入れがあります(笑)

活動を続ける中で

活動をする中で大変だったことや嬉しかったことはありますか?

大変だったことはほんとにたくさんありますね(笑)

でも一番大変だったのは「期間が長かったこと」ですね。期間が長い分全然ゴールが見えなくて(笑)

実際、何度も辞めたいと思ってました。

作業は進んでるはずなのに全く進んでいないように感じて、夏休みなんか特に大変で、毎日学校には行くんですけど、なかなか作業にパッと移れなかったりして、モチベーションの維持がすごく大変でした。

嬉しかったことは「他部署の人と交流できたこと」ですかね。去年は他の部署の人が見に来ても、ずっと自分のことに集中しがちだったんですけど、今年は他部署の人ともたくさん話すようになって、それがすごく嬉しかったし、楽しかったです(笑)

MIRAI FES.約7か月間ですよね、、、確かにすごく長いです。。。
期間が長い中でどうやってモチベーションの維持をされていたんですか?

私の性格的に一度やると決めたら最後までやりたいタイプというのもあるんですけど、やっぱり一番は、自分の出したデザインができるってなったので最後まで作り上げたいなって気持ちで最後まで頑張ってました(笑)

(製作途中の装飾の写真)

将来の変化

実行委員会に参加する中で将来やりたいことに変化はありましたか?

ありましたね(笑)

去年の未来祭を経験する前までは、ずっと大学院に行こうと思ってたんですけど、デザインが好きだって改めて気づいて、今は一般企業を目指すことにしました。MIRAI FES.期間中も就活を少しずつしながらだったんですけど、商品企画とか何かを作る仕事がしたいなと改めて強く思いましたね。

お話を聞いていてとても大変そうなことばかりだと思うのですが、実行委員会参加してよかったですか?

よかったです!何回も辞めたいとは思いましたけど(笑)

よく「辛いことを乗り越えた先に何かが見える」っていうじゃないですか。あれがずっと信じられなくて、ずっと「辛いだけだわ!」って思ってたんですけど、今回のMIRAI FES.であの言葉の意味がちょっと分かった気がしました(笑)

自分自身の強みを見つけることもできたので最終的にはやってよかったって思ってますね!

ちなみにどんな強みを見つけられましたか?

そうですね。私の強みは「こだわって考え続けること」ですかね。

私はデザインしたり、絵を描くことが「好き」なだけで、デザイナーさんみたいに天性の才能があるわけじゃなくて、自分の頭の中にあるものをパッと描くことができないんです。だからいつもデザインを考える時は写真を見たりしてテーマに合うものは何だろうとか細かいところまで考えて描いていて、才能がないから自分は考え続けてるんだって思ってました。

でも、今回のMIRAI FES.で考え続けてできたデザインとか装飾を評価してもらうことができて、こだわって考え続けることで周りからの評価を得ることができるんだって気づくことができて、考え続けることが才能なんだなって思うことができました。

なのでこれからもこだわって考え続けることができたらって思ってます。

「こだわって考え続ける」かっこいいですね!貴重なお話ありがとうございました!
最後にこれから挑戦しようと考えている人にメッセージをお願いします!

うーん、「周りの人に意見を合わせすぎないでほしい」ですかね(笑)

やっぱり協調性は大事だし、周りと意見が違う時に自分の意見を言うことって抵抗がすごいあると思うんですけど、周りと180度違う意見を言うことでまた違う角度から考えることができるので、自分の考えてることがもうガンガン言ってほしいなって思います。

意外と周りの人と全く違う意見でも面白いって思ってもらえたりするので、自分の意見を大切に頑張ってほしいですね!

(デザインした正門を見つめる阿部日向子さん)